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Riesling Graacher Domprobst Spatlese Trocken 2021 リースリング・グラ―ハー・ドムプロスト・シュペートレーゼ・トロッケン / Markus Molitor マーカス・モリトール 750ml
¥5,610
生産者 / マーカス・モリトール ヴィンテージ / 2021 生産地 / ドイツ モーゼル 品種 / リースリング タイプ / 白 《テイスティングコメント》 瑞々しい白桃に力強いミネラル。フレッシュでありながらまろやかな口当たりと塩味が支える。 《生産者情報》 マーカス・モリトールはモーゼル中部のヴェーレナー・クロスターベルクの地で8代続く家族経営のワイナリーである。現当主マーカスは1984年、若干20歳という若さで両親からワイナリーを引き継ぐが、当時から野心にあふれ、明確なビジョンを持っていた。すなわち、モリトール家の伝統のもと、このモーゼルの地で際立った個性を持つ極めて長寿なリースリングを生み出すことである。このビジョンのもと、わずか4haであった畑は複数回にわたる拡張によって規模が拡大していく中で、1988年にはモーゼルでピノ・ノワールを再植樹した最初のワイナリーのひとつとなり、2003年にはエクスレ度(収穫時のブドウの糖度)で331°Oeという世界記録を打ち立てるといった偉業を成し遂げ、現在ではモーゼルで最大規模となる100haの畑を所有し、質・量ともに満たす数少ないワイナリーとなる。畑はモーゼル中部のブラウネベルクからトラーベン・トラールバッハまでの15ヵ所にまたがり、大部分は最良の急斜面に位置し、ベルンカステラー・ドクトール、ヴェーレーナー・ゾンネンウーアー、ユルツィガー・ヴュルツガルテンやエルデナー・トレップヒェンといた超一級の銘醸畑を所有している。川の蛇行に沿って点在するこれらの畑には様々な土壌が見られ、灰色や青色のデヴォニアン・スレート、火山活動によって形成された赤色のスレート、トリアー近郊でみられる多彩な砂岩などがある。マーカスはこうしたバラエティに富むテロワールから辛口・中辛口・甘口という3つの異なるスタイルに加え、さらに赤ワインも造っているため彼のワインはあらゆる種類のモーゼルワインを代表しているといっても過言ではない。 このためマーカス・モリトールでは毎年多く種類のワインが生産されるが、驚きなのはこの膨大な数の全てのワインが卓越した品質を持っているということである。その秘密は、まずブドウの木にある。マーカスは樹齢100年に及ぶ接ぎ木していない古木を所有しており、その古木から高い割合でマッサル・セレクションを行っている。次に栽培における非常に献身的な姿勢であり、畑には熟練者を50人も雇って夏の間のキャノピー・マネジメントと2ヵ月に及ぶ収穫をともにする。一粒の実でさえ、少なくとも2度の選定を受け、特に辛口に関しては、ほんのわずかでもボトリティスが付いていれば、他に感染しないようしっかりと区別される。健全なブドウは区画ごとに数回摘果を行い、成熟度別に注意深く分類する。また、収穫に関しては、より高いリスクが伴うとしても非常に遅く行う。こうすることで、ブドウの酸度がより熟し、攻撃的でなくなること、またエキス濃度が上昇し、フェノールの成熟度がより高くなること、そしてこれらの要素がワインのストラクチャーに素晴らしい効果を与えるといった多くのメリットを享受できるのだ。醸造では、培養酵母や添加剤、清澄剤を使わないといた伝統的なワイン造りで、スタイルとヴィンテージによっては最長で2日間スキンコンタクトした後、垂直式の圧搾機でプレスし、リースリングの多くは1000~3000ℓの伝統的なオーク樽で発酵・熟成させる。 こうしたこだわりを持って造られるマーカスのワインは、歴史的にも非常に高い評価を得ており、1996年にはTBAが当時の最高値となる1000ドイツマルクを付け、2012年にもTBAがオークションにて2750€という最高額を更新。世界最高峰との呼び名の高いエゴン・ミュラーやJJプリュムらと肩を並べ、品質・価格の面で全く引けを取らない。さらに、甘口のアウスレーゼにおいては、2011VTがドイツで3ワイナリー目となるWA100点を獲得、2013VTではドイツ史上初となる3アイテム同時に100点獲得という歴史的快挙を成し遂げる。一方、中辛口においても2015VTで100点、さらに辛口でも2015VTで99+点を獲得しており、リースリング以外の品種でも「低価格帯でこれだけ洗練されていて、複雑なピノ・ブランは滅多に見つけられない」とロバート・パーカーから絶賛され、ピノ・ノワールにおいては、ヴィノム誌のブラインド・テイスティングでドイツトップピノ・ノワール一位を獲得、またインターナショナル・シュぺートブルグンダー・シンポジウムのグランド・ピノ・ノワール・アワード2011、2012で優勝と世界的な評価を得ている。品種や甘口・辛口といった枠を飛び越えるマルクスのワインは、モーゼルのエリアにとどまらず、今やドイツを代表するワイナリーであると断言できる。なお、ワイン名についている星マークは、*は良質、**は上級、***は最上級を意味している。この星マークは糖度(糖分が多ければ多いほど良い)ではなく、フィネス(良質であればあるほど良い)に対応している。 (インポーター様資料より)
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Akmenine 2013 アクメニネ / Sebastien Riffailt セバスチャン・リフォー 750ml
¥4,950
生産者 / セバスチャン・リフォー ヴィンテージ / 2013 生産地 / フランス ロワール 品種 / ソーヴィニヨンブラン タイプ / 白 《テイスティングコメント》 リトアニア語で「石だらけ」という意味で粘土石灰土壌で育つ樹齢30年のソーヴィニョンブランをプレス後ステンレスタンクで3ヶ月発酵、ステンレスタンクで24ヶ月熟成後、古樽で12ヶ月寝かせ瓶詰めしました。濁りのある黄色の強い黄金色、洋梨ジャムやアプリコット、ドライフルーツ、金相コンポートの香り、力強いボディで口中に拡がる完熟した洋梨の甘やかな香りにコクと旨味のある逸品です。 《生産者情報》 彼の畑の守り方は凄い拘りがあります。無農薬をベースにスパルタ教育でありながら最終的に はブドウに限りなく優しい農法を選んでおります。基本は放っておくのです。甘やかせていてはい けません。それが肥料であり、土の興し方でもあるのですが、必要な時に手を差し伸べます。35 もの違う個性の畑を管理するのですから、その子達のリズムを読み取らないといけません。ソー ヴィニヨンブランは11haですが、その中の4haが上のクラスの畑、その4haは一切トラクターを使用 しないで100%馬で手入れをするのです。その仕事量は半端ではありません。そうそうここだけの 話しですが、その肥料は勿論愛情を沢山注いでいる馬にも協力をして貰っておりま~す。 ゆっくりと発酵し、その後1年ゆっくりと熟成させます。マロラティックを急がないのです。醸造家と しては理想的ですが、輸入会社としては困る面もあるのですが...(笑)無理に温度を上げたり、 MLFを促進させる事は一切行いません。全てはブドウの神様に委ねた醸造方法、ひたすら待つ のみです。最初は大きなタンクで発酵させ、樽に移し替えるのです。私はタンク発酵を行った事 がないので解りませんが、セバスチャンが言うには冬の朝の日課は、醸造所に出勤して、まず発 酵チェックを最初に行います。その方法はタンクの上の部分の音を聞いて、次にタンクの中位の 部分の音を聞きます。最後に一番下の部分の音を聞きます。1つの同じタンクでもチチチチ チ・・・という速度が違うのです。それを毎朝毎朝確認するのです。面白いな~と思いました。私 は樽発酵しかした事がないので、物理的に樽の上からの音しか確認できません。それでも充分 面白いのですから、タンクの3 ヶ所が全く違う音を奏でるのは本当に楽しい事なのでしょうね。 サンセールはロワールの中でも収穫は遅い生産地です。その遅い生産地の中でもセバスチャン はさらに熟度を上げる為、他の人たちよりも2週間位収穫を伸ばします。その徹底ぶりは半端で はありません。今まで色んな生産者を日本に紹介してきましたが、彼は天然の天才醸造家、嫌 みのない素朴な純粋なヴィニュロンです。とってもとっても素敵な生産者です。 (インポーター様資料より)
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Lambrusco ランブルスコ・セッコ・エミリア / Auramadre アウラマドレ 750ml
¥2,640
生産者 / アウラマドレ ヴィンテージ / 生産地 / イタリア 品種 / ランブルスコグラスパロッサ タイプ / 赤泡 《テイスティングコメント》 「ランブルスコ=甘口」と思ったら大間違い!フレッシュな酸味でドライな仕上がり。 生ハムやチーズ、バーベキューに持参したら喜ばれます。 《生産者情報》 ある農家は、悩んでいた。 ― 農薬もやらないこんな面倒なぶどう造りなんて、何になるんだろう? 自然が大事なのはわかる。 しかし、毎日毎日畑でこんなに手入れをしたら、手間がかかり過ぎる。 しかし、報われない、、、。 結局、向こうの畑と一緒に混ぜられてしまう。 イタリアは、全土に職人が潜む国。 それは、芸術から料理、モノづくりまで、ナチュラルワインにも同じことが言えます。 そこに日の目を当てるプロジェクト。 「新イタリアClean&Natural」 アウラマドレ!! イタリア各地から、潜んでいた真実のナチュラルワインが、 アウラマドレ(母なるそよ風)の旗印の元に結集しました。 テロワールを消すのは誰だ!? ぶどうが育つ大地の個性=テロワール。 それを映し出す唯一の飲み物。 ワイン、特にナチュラルワインの本質はそこにあります。 この10年間、ナチュラルワインは飛躍的な進化を遂げた結果、 その「テロワール=土地の個性」を消し去ってしまうものが2つあるといわれています。 【過度な“化学的“栽培醸造】 畑の個性は農薬で消え失せ、畑の個性メッセンジャーの酵母は、 土中で生きるはずだったが絶えてしまいます。だから人工酵母を添加。 さらに傷んだぶどうをワインにするために、多くの化学添加物が使われます。 結果、味も香りも「後付け」され歪んだものになってしまうのです。 【過度な“自然任せ”栽培醸造】 自然のままに任せた造りといえば、美しく聞こえは良いでしょう。 しかし、揮発酸、マメ臭、還元臭など、好ましくない臭いが多々発生します。 結果、本来のテロワールに覆い被さり、隠してしまうことも。 ナチュラルワインは、健全に育った自然のぶどうを、 人間が健全に栽培醸造してこそ、素晴らしい美味しさに到達。 自然派は野生派とは異なります。 アウラマドレは、イタリア各地の母なる大地の個性を育み、引き出し、 ボトルに詰めたワイン達です。 Naturalな栽培で、農薬や化学物質で歪めることなく、 素直に土地の個性が味わいに息づいています。 Cleanな醸造により、母なる畑の個性が、 好ましくない臭いに覆われることなく、ストレートに広がるのです! 【アウラマドレで、畑の個性を楽しむ方法】 本質的な味わいは、決して派手でなくはしゃぎすぎることもありません。 アウラマドレのワインは、どれも口に入れた瞬間、 美しい綺麗な果実が爽やかに広がってきます。 さて、ここで。 その奥に眠る「個性」を封印したまま飲み切ってしまうのは、もったいないというもの。 個性を引き出すには、2つの方法がありました。 【1】ペアリング 「イタリアワインの本質的美味しさは、料理と口中出会って、初めて分かるんですよ」とは、 あるイタリア界の究極的ソムリエの名言。 アウラマドレは、母なるワインらしく、あらゆる料理と喧嘩せず、 包み込んでしまう母性あるワイン。ですが、各々のワインに、 特に個性を引き出すペアリングがあります。 【2】エイジング 母体となるワインをテイスティングしたところ、1~2年の瓶熟成により、 表の果実に溶け込むかのように、奥に潜んでいた「個性」が出てきました。 エイジングに近い効果としては、もちろんデキャンティングや、 イタリアワインらしく、飲む時間前の抜栓です。 1日2日経った方が、一層美味しいワインもあります。 (インポーター様資料より)
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Brivido Rosa 2023 プリヴィド・ローザ / Masot マソット 750ml
¥4,070
生産者 / マソット ヴィンテージ / 2023 生産地 / イタリア ヴェネト 品種 / インクローチョマンゾーニ タイプ / ロゼ泡 《テイスティングコメント》 フローラルでアロマティックなニュアンス。快活で優しい泡とフレッシュな酸味。 《生産者情報》 マソットは丘陵地帯とプレ・アルプスの間に位置するコネリアーノの北部、カンシーリオの森の斜面に広がる集落・サルメデにあるワイナリーです。国際絵本フェスティバルが毎年開催されることから、別名「おとぎ話の町」としても知られており、石造りの家々に囲まれたかわいらしい小さな町です。 2009年、アンドレア・ダ・ロスとダニエレ・ダ・ロスは祖父のアルトゥーロが教えてくれたことのすべてと、醸造学校チェルレッティで学んだことのすべてを注ぎ込み、「Masot - Fiabe di vino=マソット~おとぎ話のワイン~」を立ち上げました。「小さな地主」を意味する「masot」という名前は、家族の伝統と絆を尊重することの表れであり、土地への愛情とその生活への敬意を大切にするダ・ロス 家の長年のニックネームでした。「このおとぎ話のような土地から生まれたワインを想像してみてください。豊かで、想像力に富み、社交的で、常にハッピーエンドを迎えるワインです。 私たちのワインには、語り、味わい、そして最も重要なこととして、それぞれに異なるストーリーがあります。」 (インポーター様資料より)
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Cuvee Melina Blanc 2021 キュベ・メリナ・ブラン / Mas Lau マス・ロー 750ml
¥3,850
生産者 / マス・ロー ヴィンテージ / 2021 生産地 / フランス ラングドック 品種 / グルナッシュ・ブラン タイプ / 白 《テイスティングコメント》 中毒者続出!トロピカリーな香りに複雑感とバランスのとれたミネラル感。 《生産者情報》 ローラン・バニョルの生まれは南仏プロヴァンス地方に属するヴォクリューズ県オランジュ (世界遺産にもなっているローマ時代の劇場があることで有名な街)。 ニームのソムリエ学校に通い、卒業後はニース、パリなどでソムリエや酒屋として15年間活躍。 ワインに触れる日々を過ごすうちに、自分もワインを造りたいと思うようになった。 父・兄もワイン造りをしており、一緒にやることも出来たが、 工業的なワイン造りをしていたので故郷には戻らなかった。 【どんなワイン造り?】 もともとは自分が飲む程度のワインを造りたい、と始めたのがきっかけ。 しかし改めてワイン造りに携わると、出るは出るは、入れるは入れるは… 絶対健全なワインができそうにないぶどう。 それらを美味しい風な液体に仕上げるナニか… 「怖い!気持ち悪い!」と純粋に思ったと教えてくれたローラン。 最初は右も左も分からず「なにも入れないワイン」を 一人でもくもくと造っていた(これが属にいうナチュラルワインだとも知らずに!)。 が、スーヴィニャルグ村の「モン・ド・マリー」ティエリーに出会えたことで、 彼のナチュラルワイン造りは何百歩も前進したのだ! アツいパッションを持つローランを見つけたティエリーは自分の蔵を使えばいいよ!と声掛け。 ここから一気に仲間が増え、ナチュラルワイン造りのアドバイス、 知恵を授かり、メキメキと才能を発揮していったのだ! 2018年には念願だった自分だけの蔵が完成した! (畑の世話の傍ら、一人でせっせと造っていたのだそう!) 自分の理想とする「ぶどう」「土地」「環境」「人」の4拍子揃った、ヴァンナチュール =それは100年以上前、フランス人の年間消費量が100L以上だった頃のようなスタイル! 農薬も、培養酵母も、SO2も使わない。今の時代によく行われる過度な凝縮も行わない。 グラップ・アンティエール(全房)で仕込み、ナチュラルな造りだけど、 より安く売るために収量をギリギリまで増やして造るのがローラン流。 ここ最近の自然派ワインは価格が高くなり、みんなで分かちあえるものでは無くなっている。 だからこそ、自分は、みんなが買える価格、 気兼ねなく誰しもが楽しめる自然派ワインを造り続ける!とやる気満々。 こんなワインが私達には必要だ! 【畑】 現在の畑は標高70mのラングドック北部にある畑。 樹齢100年のウィヤードと樹齢45年のサンソー、カリニャン、アラモンなどが植えてある。 2008年立ち上げ当初は3haのみだった畑も徐々に増やして蔵の周辺に現在は10~12ha所有。 樹齢も古い木が多いのでなかなか収量が上がってこないが、 将来的には70hl/ha位の収量まで上げていきたい、とローラン。 もともと貧しい村育ちということもあり、「稼いだ以上には使わない」を徹底しているそう。 一気に投資はしないため、少しずつ環境を整えている! 『サロン(展示会)には参加しない理由』 マス・ローはサロンには全く参加しない。 何故なら販売や出荷に出来るだけ手間と時間をかけず、その分畑仕事をしたい! 料理と同じでワイン造りも素材が命のため、畑から離れたくない!と。 手間がかかるため取引先を増やす予定もなし。 まとめて買ってくれるお客さんにより安く売りたいとの想いからだそう。 【蔵名の理由】 マス・ローの「ロー」はローランのあだ名、マスは南仏の方言で「家」のこと。 またマズローの法則のマズローにもかけているとのこと、 ローランのナチュラルワインへの欲求はどこまでも続く!? (インポーター様資料より)
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Vino del Poggio Bianco Malvasia 2021 ヴィーノ・デル・ポッジョ・ビアンコ マルヴァジア / Andrea Cervini アンドレア・チェルヴィーニ 750ml
¥5,720
生産者 / アンドレア・チェルヴィー二 ヴィンテージ / 2021 生産地 / イタリア エミリア・ロマーニャ 品種 / マルヴァジア・ディ・カンディア・アロマティカ100% タイプ / オレンジ 度数 / 12 《テイスティングコメント》 超熟した黄桃やアプリコットのアロマとカラメルが合わさったような甘くビターな熟成したアロマ。ジンジャーやドライハーブなどの複雑さもたっぷりと詰まっています。エレガントなのに豊潤さを保った鮮烈で溢れるような香り。 たっぷりの果実味の中に果皮のアグレッシブな旨味がビシビシと感じられる強烈な味わい。カンディア種の強いタンニンを感じますが、果実のたくましさのおかげで気になりません。 《生産者情報》 アンドレア・チェルヴィーニはトレッビア川の入口付近、トラーヴォの町でアグリツーリズモ"イルポッジョ”と共にワイ ナリーを構えています。アンドレアは13歳の頃から叔父の経営するこの農場を手伝い始め、葡萄栽培とワイン造りに親 しんできました。収穫された葡萄はほとんどがそのまま売られ、僅かにダミジャーナで醸造したワインは友人や知人に 量り売りしていました。 La stoppaとDinavoloのワインを造る同じエミリアの醸造家 "ジュリオ・アルマーニ"との出会いで、アンドレアは自然派ワイ ンへの情熱に火が付き、自分達の葡萄を自分達のワインとして 醸造すると決心したのです。2000年代初頭には、極少だったブ ドウ畑を、総面積4ヘクタールにまで拡張しました。アンドレア ・チェルヴィーニとしての最初のボトリングは2006年VT。ナチ ュラルで個性的なワインは様々なテイスティングの場で評価を受 ける形となりました。 栽培品種はこのエリアの古典的な品種達で、白葡萄のマルヴァジア・ディ・カンディア、黒葡萄はバルべーラ、ボナ ルダを栽培。所有している葡萄の樹の中には樹齢40年以上の樹もあります。 醸造は自然酵母での発酵、そして出来り限りSo2は抑えられています。彼の醸造の中で大きなポイントとなるのがと てつもなく長いマセラシオンにあります。アンドレアは、赤と白の両方のワインに対して、長期マセラシオンを行う事によって、完全で寛大なワインにしたいという考えを持っています。白ワインは6ヶ月間、赤ワインも2ヶ月間と一 般的な感覚では考えられない長さです…そして容器内でも約2年しっかりと落ち着かせます。 アンドレアのビアンコはまさに鮮烈…カンディア種特有のトロピカルなイメージからからステージが上がっており、 上品でありながら複雑なアロマがグラスから溢れてきます。長いマセラシオンとカンディア種に含まれる多量のタンニンが口にビシビシ来ます。果実味自体はフリウリの偉大な生産者に通じるスケールと口の中で溢れる存在感を放ち、 文句なしに素晴らしいワインだと評したいです。 (インポーター様資料より)
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Tangerine Dream タンジェリン・ドリーム 2022 / Smallfry スモールフライ 750ml
¥4,620
生産者 / スモールフライ ヴィンテージ / 2022 生産地 / オーストラリア 南オーストラリア 品種 / セミヨン73%、ペドロ・ヒメネス18%、リースリング7%、ルーサンヌ2% タイプ / オレンジ 度数 / 12,3 《テイスティングコメント》 ワイナリーからリリースされるラインナップの中でも一番人気のオレンジワイン、タンジェンリンドリーム。名前の由来はドイツのエレクトリックサウンドを奏でるグループ名から。アプリコットのような爽やかさと黄桃の肉厚でジューシーなフルーツ感、アフターにはまさしくタンジェリンのような柑橘の苦みを仄かに感じます。冷涼なヴィンテージの影響か例年に比べ透明感がありエレガントな印象を受けます。約2週間ほどのスキンコンタクトですが、いわゆる抽出だけを強調したオレンジワインと違って樹齢100年を超えるセミヨンやペドロヒメネスの奥行きと複雑さをしっかりと感じます。 《生産者情報》 ワイナリーは南オーストラリア州のバロッサ・ ヴァレー。 設立が2005年と若いワイナリーですが、Ahrens家は5世代にわたりブドウを栽培してきた歴史を持っています。 ヴィンヤードはバロッサ北部のヴァインヴェール( 18ha に樹齢 125 年を超えるものを含む Shiraz,Grenache, Mataro/Monastrell, Carignan, Cabernet, Cinsalt,Riesling, Semil lon, Temprenillo, Graciano, Bastardo, Marsanne,Rousanne など)と標高450mほどのハイイーデンに(12ha ,Cabernet, Riesling, Shiraz, Viognier, Marsanne, Mataro/Monastrell)あります。 現在両方共がオーストラリアの有機認証を取得後さらにBiodynamic農法への転換を進め、2013年はBiodynamicの認証を取得しました。 Smallfryは2010年にJames Halliday / Australian Wine Companion において One of Ten Dark Horses、また Max Allen に The future Maker に選ばれており今後の活躍が期待されます。 (インポーター様資料より)
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Galipette 2022 ギャリペット / Vignobles Pueyo ヴィニョーブル・ピュイヨ 750ml
¥4,340
生産者 / Vignobles Pueyo ヴィニョーブル・ピュイヨ ヴィンテージ / 2022 生産地 / フランス ボルドー サンテミリオン リブルネ 品種 / セミヨン60%、ミュスカデル30%、ソーヴィニヨンブラン10% タイプ / 白微発泡 度数 / 12 《テイスティングコメント》 濁りのある濃いめのイエロー。 フレッシュな青リンゴや洋梨などの果実味、ペパーミントなど清涼感のあるアロマ。 きめ細かく軽やかな泡立ち。塩分をしっかりと感じるようなミネラル感。 フレッシュなレモンのような溌溂とした酸と、グレープフルーツのような心地よいほろ苦さを感じる余韻があります。 キュヴェ名のギャリペットとは「でんぐり返し、又は、セックスをする」という意味だが、 生産者の真の意図は、ラベルのデザインやキュヴェ名から各自で想像を膨らませてほしいという遊び心が込められている。 ほんの少しだけ残糖感があり、フレッシュで果実味が柔らかな、ボルドーとしては珍しいペティヤン・ナチュレルです。 収穫した葡萄を房まるごとダイレクトプレス。 低温度帯でステンレスタンクにて発酵。 残糖が15g/ℓの段階で瓶詰し、瓶内でアルコール発酵終了。 《生産者情報》 ボルドー・サンテミリオンにも自然派生産者が現れました。その名もヴィニョーヴル・ピュイヨ。サンテミリオンのリブルネにて5世代にわたって長く続くドメーヌで、10区画に分かれた計8.5haの畑を所有しています。現在畑やワインの管理を行っているのはクリストフ・ピュイヨで、彼の父親と御爺さんがこのドメーヌを受け継いだ時は3haほどの小さなものでしたが、隣人などから畑を購入する機会を得て今に至ります。その当時から続くドメーヌの名前はシャトー・ベルレガード・フィジャック。2010年に現当主クリストフが本格的に自然な造りに転換し、別ブランドとしてヴィニューヴル・ピュイヨを立ち上げ、現在は認証も取得しリブルネで唯一の自然派ドメーヌとなりました。 ピュイヨの畑の特徴はどの区画の葡萄も樹齢が古い事。平均樹齢が50年ほどのカベルネ・フランやカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロを所有しており、左岸のグラーヴに近い砂質土壌に植えられています。通常のボルドーワインは醗酵が進むに従ってピジャージュやルモンタージュを繰り返しますが、クリストフはそういった作業を出来るだけ行わず、葡萄本来の味を表現できるように気を付けています。特にピジャージュは一切行わないそうです。 彼が目指すヴィニョーヴル・ピュイヨの味わいは、新鮮で爽やか、酸が綺麗で、スイスイと飲めてしまうボルドーワイン。「本当のボルドーワインとは何か」を突き詰めている彼らのワインは、今や大人気になっています。 (インポーター様資料より)
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山ぶどう 2020 / 船越ワイナリー 750ml
¥3,500
生産者 / 船越ワイナリー ヴィンテージ / 2020 生産地 / 千葉県 多古町 品種 / 山ぶどう(岩手県産) タイプ / 赤 度数 / 11 《テイスティングコメント》 きれいな酸味が特徴的なワインになりました。 ジビエやラム肉、スモークやチーズ等個性がある香りの食事や、天ぷら、焼肉等油分が多い食事との相性が良くおススメです。 《生産者情報》 2020年より千葉県多古町で醸造を始めました。 <ワインを愉しむ豊かな時間> をコンセプトに ハレの日/ご家族のお祝いやお集まり,地域のお祭りの膳をより華やかに。 ケの日/普段のテーブルを彩るアクセントに。 そんな、毎日に寄り添うようなワイン造りに取り組んでおります。 自社畑でのぶどう栽培にも取り組んでおります。 数年後には多古町で育ったぶどうを原料に、ワイン醸造を始められそうです。 (インポーター様資料より)
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CATALAN DON QUIJOTE 2022 カタラン・ドン・キホーテ / KAZU WINE カズワイン 750ml
¥5,280
生産者 / カズワイン ヴィンテージ / 2022 生産地 / スペイン カタルーニャ 品種 /マカベウ100% タイプ / 白 度数 / 11,4 《テイスティングコメント》 レモン、フェンネルの香り。バナナのようなフレーバーに梅の酸味が重なり、美麗かつなめらか。ミネラルが非常に力強く、飲めば飲むほど、食欲が増すような味わい。 《生産者情報》 醸造家 藤巻一臣 神奈川県生まれ。 2005年、銀座にオープンしたイタリア料理店で、支配人兼ソムリエとして勤務。 当時は認知度の低かったナチュラルワインの魅力を広めたいとの思いから、コース料理の1皿ごとに、異なるグラスワインを提供するスタイルを考案した。 この提供方法はのちに「ワインペアリング」と呼ばれ、レストラン業界に浸透していった。 2007年、横浜・元町中華街に店舗を移転。 その後の多店舗展開に際し、ゼネラルマネージャーに就任。 在任中に6店舗のグループへと成長を遂げた。 2014年、ワイン醸造家へ転身。 山形県南陽市に移住し、休眠中の耕作放棄地でぶどうの栽培を開始した。 並行してニュージーランドのワインメイカー、アレックス・クレイグヘッド氏に師事し、醸造技術の習得に努めた。 2017年、山形に自社ワイナリーを設立。 アンフォラで醸造した、酸化防止剤不使用の日本ワインに取り組むなど、人為的な関与を極力行わずに、ぶどうが持つ本来の力を最大限に活かしたワイン造りを実践し続けた。 現在、独立して新ブランド「KAZU WINE」を設立。 ●KAZU WINEについて 自社の畑やワイナリーを所有しないワインブランド。 世界中にある友人たちのワイナリーで、現地の生産者が育てたぶどうを仕込み、ワインメイキングを行います。 現在、ニュージーランドとスペインの2拠点で製造し、現地から日本へ逆輸入。 また、KAZU WINE は個人のブランドではありません。 今後は、同じ志を持つ醸造家たちにも、KAZU WINE 名義で高品質のワインを造っていただく予定です。 謎のベールに包まれた「ナチュラルワインゲリラ」たちが、世界中のあちこちで、神出鬼没にKAZU WINEをリリースしていく。 そんな、ワイン界のバンクシーを意識した活動を行ってまいります。 ●ワインへのこだわり ワインを造るうえで、最も大事にしているのは「香り」です。 なぜなら、飲み手との最初の接点は、抜栓したりグラスに注いだときに漂うアロマであり、このファーストインプレッションが最重要と考えています。 また、口に含んだ液体の質感、キメ、口当たりにもこだわっています。 このテクスチャーやスムーズな喉ごしを実現するには、酸化防止剤を極力使用しないことが求められます。 ワインを造るようになる前は、レストランのソムリエとして長年従事していました。 そのときの経験から「ワインとは、料理の味を高め、人々の時間を幸せにするもの」という信念を持っております。 (インポーター様資料より)
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White Noise ホワイト・ノイズ 2022 / LIQUID ROCK N ROLL リキッド・ロックンロール 750ml
¥3,520
生産者 / リキッド・ロックンロール ヴィンテージ / 2022 生産地 / オーストラリア ヴィクトリア 品種 / リースリング60%、ゲヴリュツトラミネール40% タイプ / 白 度数 / 11,5 《テイスティングコメント》 華やかさと冷涼気候による洗練さ、そして絶妙なバランスの残糖感が抜群の人気を誇る白ワイン。 《生産者情報》 リキッド・ロックンロール」はオーナーワインメーカーであるアレクサンダー(アレックス)・バーンとその友人キム・ファレルの、音楽とワインのある人生を愛する 2 人によって 2013 年に設立された年産 1500 ケースほどの新しいプロジェクト。アレックスがワインに携わるようになったのは僅かに 17 歳の時で、農業と園芸を学びながらドミニク・ポルテのタルターニ・ヴィンヤードで働き始めたのが全ての始まりでした。その後接客業やワインセールスを経験した後、ドミニク・ポルテがヤラ・ヴァレーに新設したワイナリーで 2002 年セラーハンドとして再度雇われ、以降はワインメーカーとしての道を突き進みます。ディーキン大学およびチャールズ・スタート大学で醸造学を修め、同時にマーガレット・リヴァーや北ローヌのワイナリーでヴィンテージも経験。 卒業後はブルゴーニュで経験を積み、オーストラリアへ帰国。レスブリッジでワインメーカーとして働きつつ(現在は契約を終了している)、自身のブランド「Bryne Wines」をバララットで立ち上げます。そして 2013 年、同じくワイン業界で事務方として経験を積んでいたキムと出会い意気投合、「今までとは異なるスタイルで、より挑戦的な姿勢でワインを造ってみたい」と立ち上げたのが「リ キッド・ロックンロール」です。 ワイン造りに通じるコンセプトはミニマム・インタヴェンション(最低限の人的介入)で、醗酵は全て野生酵母、添加物は必要最低限の酸化防止剤のみ。ヴィクトリア州の冷涼な気候を備えた畑から採れるブドウ(自分たちの目が届く範囲で信頼関係のある農家から購入)から品種特性やテロワールをしっかり表現して造られます。ナチュラルなアプローチですが、「クリーンな酒質で飲む喜びを純粋 に感じられるワインを造りたいんだ。良いロックンロールと同じさ。エキサイティングでエネルギーに溢れ、良い気分にさせてくれるだろう?」と飲みやすくも刺激的なワインをオフ・フレーヴァーなく仕上げます。 (インポーター様資料より)
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Foeminae Pinot Grigio 2022 フォエミネ ピノグリージョ / Fabulas ファビュラス 750ml
¥2,750
生産者 / ファビュラス ヴィンテージ / 2022 生産地 / イタリア アブルッツォ 品種 / ピノ・グリージョ85%、その他15% タイプ / オレンジ 度数 / 12.5 《テイスティングコメント》 ピノグリージョを主体にフードルで発酵後、アンフォラと木樽で熟成しました。ルビー色の外観に、ハーブやチェリーの香り、さくらんぼを連想する愛らしい果実に控えめな酸が印象的です。 《生産者情報》 イタリア・アブルッツォ、マジェッラ国立公園内にあるビオディナミ農法を行うワイナリー、19世紀後半に母から娘や義娘に受け継がれた月形イヤリング「sciacquajje」をラベルに施しました。 (インポーター様資料より)
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Noble Taminga ノーブル・タミンガ 2016 / TRENTHAM トレンサム 375ml
¥1,980
ヴィンテージ / 2016 生産地 / オーストラリア ヴィクトリア 品種 / タミンガ タイプ / デザートワイン 度数 / 11 《テイスティングコメント》 「タミンガ」という交配品種に貴腐菌が付いた年のみ生産されるデザートワイン。華やかな香りに酸のしっかりした味わいで飲み飽きしない極甘口。様々な花やハチミツ、アプリコットやオレンジの皮など複雑な香りが楽しめ、チーズやドライフルーツ、パンナコッタなどとの相性が素晴らしい貴腐ワイン。 当店のスペシャリテ「フォアグラのムース」とベストマッチのデザートワイン。 おススメです! (2024.6.) 《生産者情報》 この周辺は夏季には降水量が少なく、灌漑を必要とするためオーストラリア最長のマーレー・ダーリング川に沿ってワイン産地が広がっています。一般的にはカジュアルワインの生産地として認識されており、品質の高いワインを産出するワイナリーは稀ですが、ここトレンサムエステートはオーストラリアで最も著名なワイン評論家ジェームス・ハリデーが彼の著書オーストラリアン・ワインコンパニオンの中で毎年のように高い評価を与えています。オーナーワインメーカーのアンソニーは 1978 年にローズワーシー大学で醸造学を修め(現在のアデレード大学醸造学部)、自身のワイナリーを興す前に Mildara Blass で醸造の経験を積みました。2006 年にはオーストラリアで最も権威のあるワインメーカーオブザイヤー(Australian Gourmet Traveller Wine Magazine)にノミネートされた。マーフィー家のブドウ栽培の歴史は古く 100 年以上の歴史を持ちますが、The Murphy Vineyard(土壌は主に石灰質の上にレッドロームが覆っている)に最初に植樹されたのは 1952 年です。当初は大手のワイナリーにブドウを売っていましたが、現在はヴィティカルチャリストのパトリック・マーフィー(セントパトリック大学、ヤンコ農業大学で栽培学を修めた)と共に自社畑のブドウを使ったワイン造りを中心に行っています。 (インポーター様資料より)
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White Frontignac 2020 ホワイト・フロンティニャック / Rockford ロックフォード 750ml
¥3,850
生産者 / Rockford ロックフォード ヴィンテージ / 2020 生産地 / オーストラリア サウス・オーストラリア州 バロッサ・ヴァレー州 品種 / ホワイト・フロンティニャック100% タイプ / やや甘口白ワイン ≪インポーターコメント≫ 灌漑は一切していません。 全て除梗。 途中で醗酵を止め爽やかな甘みを残しています。 フロンティニャック (マスカットの一種)の華やかアロマ。 アタックはソフトでやや甘みを感じるが、若々しい切れの良い酸がしっかり存在感を出し、 バランサーの役割をうまく果たしている。 ≪Rockford ロックフォード≫ 南オーストラリアのみならず、オーストラリア全体のアイコン的な存在でもあるRockford / ロックフォードは、オーナー醸造家であるRobert O’Callaghan / ロバート・オカラハンによって設立されました。バロッサヴァレーのテロワールを忠実に表現したラインナップはリーズナブルな価格のものからトップキュベまで、オーストラリア国内ではセラードアか特定のワインショップ(シドニー2店、メルボルン、ブリスベン、パース各1店)やレストランでしか目にすることはありません。それ以外の入手方法は、ワイナリーを訪問しニュースレターを郵送してもらう手続きをすることですが、それでもBasket Press ShirazとBlack Shirazの入手は長期の顧客のみが購入する権利を有するため、入手は困難を極めます。そのためワインオークションではコレクター用レアアイテムとしてしばしば登場します。Basket Press ShirazはHenschke-Hill of Grace、Penforlds-Grangeと並び称されるオーストラリアシリーズの最高峰です。
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bebe べべ 2022 / EXPRESS WINEMAKERS エクスプレス・ワインメーカー750ml
¥3,190
生産者 / エクスプレス・ワインメーカー ヴィンテージ / 2022 生産地 / オーストラリア 西オーストラリア 品種 / リースリング、シャルドネ、セミヨン、シュナンブラン タイプ / オレンジ 度数 / 11,8 《テイスティングコメント》 淡いイエローゴールド、りんごのコンポ ートに百合やカモミールといったジューシーな果肉感とスパイス感。 《生産者情報》 西オーストラリア州グレートサザンの地に 2011 年設立された ExpressWinemakers / エクスプレス・ワインメーカー。 醸造家はオーストラリアにおける若手醸造家の登竜門「Young Gun」にノミネートされるなど既に高い注目を集めるRyan O’Meara / ライアン・オメーラ(2019 年時点で 35 歳)。 パースのカーティン大学を卒業した彼はオーストラリアのワイナリーで働き始めますが、「レシピ通りに完璧」を求められる、魂のこもっていない工業的なワイン造りに嫌気が差し一度はワイン業界を離れビール会社に就職してしまいます。 そんなライアンに最初の転機が訪れたのは 2008 年。 トスカーナで収穫を手伝いながら、自然に寄り添い、自らのライフスタイルにワイン造りが溶け込んでいる人々と出会った時でした。 そうしてワインへの情熱を取り戻した彼はその後失った時間を取り戻すように精力的にオーストラリアとヨーロッパでワインメーカーとしての経験を重ねていきます(フランス/スペイン/ヤラ・ヴァレー)。 そしてその中で彼は南オーストラリアで当時勃興していたナチュラルワインに出会い、それまでの経験を”再調整”させられたといいます。 その再調整には数年を必要としましたが、醸造家としてのステップを確実に刻んでいったライアン。 そして 2011 年、西オーストラリアでワインメーカーとして働く中で、冷涼な気候を備えつつ、隔離された自然環境に隠されたワイン産地としての高いポテンシャルを彼はグレートサザンの地に見出したのです。 遂にその年、僅か 6 トンのブドウと共に自身のレーベル「Express Winemakers /エクスプレス・ワインメーカー」を立ち上げました。 ライアンが胸に抱く至上命題はブドウが育つ「土地の味わい」を余すところなく醸造家として”express = 表現”すること。 現在彼が管理(リース)している 4 つの畑はマウント・バーカーとポロングラップに位置し、全て化学物質の使用を避けた有機栽培が実践されています(加えて彼の友人が管理する他産地のオーガニックの畑からの買いブドウを使用)。 グレートサザンの冷涼な気候の恩恵を存分に受け、花崗岩質の土壌を備えた彼の畑では、灌漑は一切行われずブドウの根が地中深く伸びるように促されます。 収量を厳しくコントロールされた高品質なブドウは比較的早いタイミングで全て手摘みされ、人の足によって潰され、土着の野生酵母によって自然に醗酵させます。 若く才能に溢れたライアンは伝統的なバスケットプレス、ホールバンチ=全房醗酵や白ブドウのスキンコンタクト、必要最低限の酸化防止剤使用といった Minimal Intervention (最低限の人的介入)アプローチと、伝統と革新を自身の中に消化した上でのワイン造りを実践。 そうして出来上がるのは何とも印象的な「活き活きとした、引き締まるような自然な酸」を備えたクリーンでナチュラルなワインたち。 彼のワインに共通して見られるグレートサザンの地から表現されるこの特有の酸こそが、程よいボリュームの果実味と旨味を伴い心地よく喉を通る”Drinkability = 飲みやすさ”を彼のワインに与えてくれているのです。 (インポーター様資料より)
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Juicy June ジューシー ジューン 2023 / RICCA TERRA リッカテッラ 750ml
¥2,640
生産者 / リッカテッラ ヴィンテージ / 2023 生産地 / オーストラリア 南オーストラリア 品種 / グルナッシュ62%、ネグロアマーロ38% タイプ / 赤 度数 / 13.4 《テイスティングコメント》 リッカ・テッラにおいて一番人気を誇る、収穫から数か月でリリースされる赤。手摘み、ステンレスで野生酵母によって醗酵および熟成。ノンフィルター、清澄剤不使用。透明感のあるルビーレッド、優しく繊細かつジュー シーな果実味で圧倒的なドリンカビリティを誇る。 まさにオーストラリア版ボジョレーヌーボー!果実味はありますが、軽めでずっと飲んでいられる赤ワイン。 (2024.6.) 《生産者情報》 近年オーストラリアのワインシーンを騒がしているワイナリー、“Ricca Terra” / リッカ・テッラ。2019 年頃から急速にその名が登場し始め、今やオーストラリアの目先鋭いワインショップでは彼らのワインが所狭しと並べられています。リッカ・テッラはオーナーであり、自らをChaos Creator / カオス・クリエイターと称する栽培家 Ashley Ratcliff / アシュリー・ラトクリフによって 2003 年に設立。南オーストラリア州リヴァーランドの地に 70ha の自社畑を所有し、実に 45 種類ものブドウ品種、それもオルタナティブ品種を主に栽培しています。ロンド ンに生まれ生後間もなくオーストラリアへ移住したアシュリーは、両親が所有していた牧場にブドウを植えたことから栽培に興味を持ち始め、Orlando や Yalumba といったワイナリーで栽培に従事。そして 2003 年、リヴァーランドの地に自らの畑を興すべく土地を購入します。 当初はシャルドネやカベルネといったブドウ品種を植え始めたアシュリーでしたが、2004 年に南イタリアへ旅行した際に出会った数々の地ブドウたちが全てを変えました。「温暖で乾燥したリヴァーランドの地にこそ、こういったブドウ品種が合うのではないか」と閃きを得たアシュリーはすぐに国際品種を引っこ抜き、ネロ・ダーヴォラやヴェルメンティーノ、フィアーノといったブドウを植え始めます。当初はオルタナティブ品種という言葉すらない時代、オーストラリアで誰も聞いたことがないような品種にも意欲的に取り組むアシュリーは中々理解を得られませんでしたが(結果自らをカオス・クリエイターと名乗るに至る)、徐々にその合理性が認められるようになります。乾燥が激しいリヴァーランドではどうしても灌漑設備に頼らざるを得ませんが、気候に合致したブドウ品種を植えることで灌漑を最小限にした上で環境負荷の少ないサステーナブル農法を実践。オーストラリアでオルタナティブ品種の可能性が見出されるようになると 2015 年には Gourmet Traveller Wine 誌によっ て「Perpetual Viticulturist of the Year / 歴史に名を遺す栽培家」に選出、2019 年には James Halliday による最高評価5ツ星を得るに至るのです(現在ではリヴァーランドワイン委員会の会長も務める)。 「私はあくまで栽培の専門家であり、醸造は専門外。誰も真似できないことをする栽培家としてトップレベルでありたいと思っている」と語るアシュリー。そのためリッカ・テッラのワインは全て彼が信頼するバロッサ内3ワイナリーの醸造家によって委託醸造されています。当然委託醸造といっても詳細な工程に至るまでアシュリーと相談の上に決められ、リッカ・テッラが求めるクオリティ・個性は見事に表現されています。また、 リッカ・テッラの名前で出されるワインは全て手摘みによって収穫、野生酵母によって自然醗酵され添加物の使用も最小限に抑えられたもの。あくまでクリーンな酒質であることが大前提ですが、なるべく人の手による介入を無くすことで高品質なブドウが持っている魅力を損なうことなくワインへと反映させることができると言います。そうして出来上がるワインはフレッシュかつ瑞々しいほどのフルーツ感に溢れており、個性的でありながら日常に溶け込むようなカジュアルさを備えたものとなるのです。 (インポーター様資料より)
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NOBILIS Ruchè di Castagnole Monferrato DOCG 2022 ノビリス ルケ・ディ・カスタニョーレ モンフェッラート / Tenuta Montemagno テヌータモンテマーニョ 750ml
¥5,060
生産者 / Tenuta Montemagno テヌータ モンテマーニョ ヴィンテージ / 2022 生産地 / イタリア ピエモンテ 品種 / ルケ タイプ / 赤 度数 / 14,5 《テイスティングコメント》 ピエモンテでも珍しいブドウ「ルケ」。バラ、ラベンダー、黒コショウ、ミント、コリアンダー、シナモン、ナツメグなどのスパイス香が広がります。ビロードのような上品な口当たりが特徴です。 《生産者情報》 テヌータ・モンテマーニョは北緯45度のなだらかな丘陵地帯に位置し、その土地はナポレオンの時代から「ブドウの栽培に非常に適した地」と定義されてきた。南西に位置する畑、恵まれたの気候と粘土・石灰岩の土壌、手作業による畑仕事、これらすべてによって最高級のワインが生み出されている。原料であるブドウの剪定や選別はもちろん、注意深い温度管理、穏やかな圧搾、酸素フリーの環境下での発酵や瓶詰など、その一連の手順は「TMメソッド」と呼ばれ、"BEYOND BIO"をスローガンに発酵によって自然に生み出される亜硫酸塩を最大限活用することで、有機認証の要件を下回る含有量を実現している。 (インポーター様資料より)
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Facettes 2021 ファチェッテ / Domaine des Abrigans ドメーヌ・デ・アブリガン 750ml
¥5,170
生産者 / Domaine des Abrigans ドメーヌ・デ・アブリガン ヴィンテージ / 2021 生産地 / フランス ラングドック コルビエール 品種 / グルナッシュ100% タイプ / ロゼ微発泡 度数 / 14 《テイスティングコメント》 赤みがかった濃いめの紫。 アメリカンチェリーなどの凝縮感のある赤い果実味にバニラやカスタードクリーム、チョコレートの甘さ、ヘーゼルナッツ、スパイス、ユーカリのニュアンスも。 まるで上質なチェリータルトのような雰囲気。 やわらかい口当たりですが、程よくタンニンもあり、キルシュやブランデーのような余韻が心地良く続きます。 奥行きを感じさせ時間の経過が楽しみなワインです。 SO2無添加。 《生産者情報》 果てしない情熱によって再生されたコルビエールの葡萄達。 生命力に満ちたワインをここに! 土壌と生き物を尊重する。 畑では様々な生物多様性を増やし土壌も手を加えない。ビオディナミ。 (インポーター様資料より)
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Naranjito 2022 ナランヒート / SOMOS ソモス 750ml
¥3,850
生産者 / ソモス ヴィンテージ / 2022 生産地 / 南オーストラリア 品種 / ヴェルデーリョ タイプ / オレンジ 度数 / 13,9 《テイスティングコメント》 カリンや白桃、芳醇な紅茶、それにジンジャーや洋梨のタルト、オレンジピール、レモングラス等、魅惑的な香りがいっぱい! 《生産者情報》 オーストラリアとメキシコ、国籍の異なる2人の若者によって2013年に始まったSOMOS / ソモス。 NSW州出身で最初は化学者を志していたというBen Caldwell / ベン・コールドウェル(1984年生まれ)と、 メキシコ北東部ヌエボ・レオン州モンテレイ出身でワイン造りを学ぶためにオーストラリアへ留学していたMauricio Ruiz Cantu / マウリシオ・ルイス・カントゥー(1988年生まれ)。 二人が出会ったのは醸造と栽培を学ぶ大学在籍中のこと。 すぐに意気投合した二人は大学を卒業しその足で「Juguette Wines / フゲーテ(スペイン語でおもちゃの意)」を登録、そこから全ては始まりました。 当初はJuguette Winesとして伝統的スタイルのワインのみを生産していましたが、若い二人にとってそれだけで彼らの想像力が満たされることはなく、 すぐにMinimal Intervention / ミニマル・インタヴェンション(最低限の人的介入)スタイルでのプロジェクト「SOMOS(スペイン語で”私たち”の意)」が2014年にスタート。 マクラーレン・ヴェイル / アデレード・ヒルズを中心にバイオダイナミック / オーガニック農法で栽培されたブドウを信頼のおける農家から継続して購入、野生酵母による醗酵、最小限の添加物使用のアプローチでワイン造りを行っています。 (インポーター様資料より)
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Explorer Pinot Noir エクスプローラー ピノ・ノワール 2022 / Domaine Thomson ドメーヌ・トムソン 750ml
¥6,050
生産者 / ドメーヌ・トムソン ヴィンテージ / 2022 生産地 / ニュージーランド セントラルオタゴ 品種 / ピノ・ノワール タイプ /赤 度数 / 13 《テイスティングコメント》 フレッシュさの残る2022年。透明感が特徴のピュアなピノ・ノワール。 《生産者情報》 北半球(ブルゴーニュのジュブレ・シャンベルタン)と南半球(ニュージーランドのセントラル・オタゴ)にて情熱を持ってワイン造りを行う造り手。 オーナーであるPMとデビッド・ホール・ジョーンズは、ニュージーランドとフランスの両方で、それぞれの地域の個性的なテロワールを表現した最高級のワインを造るというビジョンを持ち続けている。ロゴに見られるように、地球の二つの半球を舞台にした冒険を意味する。 オーガニック栽培の取り組みは、ドメーヌ・トムソンのコアとなっている。ニュージーランドとジュヴレ・シャンベルタンのヴィンヤードすべてのブドウは有機栽培されており、将来的には、フランスにある他のブドウの木も有機栽培に転換する予定。さらに、牛、堆肥、下処理に必要なスペースがあるため、セントラル・オタゴの本拠地でバイオダイナミック農法を実践することが出来ている。 ドメーヌ・トムソンの由来は、「測量士トムソン」として知られるデビッドの曾祖父、ジョン・ターンブル・トムソンにちなんで名付けられた。トムソンは 1850 年代にセントラル オタゴを探検して地図を作成し、アスパイアリング山、アーンズロウ山、リンディス パスなど、この地域の多くの著名な地形に名前を付けました。セントラル・オタゴのヴィンヤードを見下ろす美しい山々、特にピサ山脈とセント・バサンズ山脈もトムソンによって命名された。 PMのブルゴーニュへの愛情は、1970年代に父親と一緒にシンガポールで初めてニュイ・サン・ジョルジュのワインを飲んだときに始まる。デヴィッドが初めてブルゴーニュの味に出会ったのは、1986年にイギリスのケンブリッジ大学で法学修士課程を目指して勉強していたとき。大学のワインセラーを見学したことが、たちまち彼の中にブルゴーニュの炎を灯し、1980年代後半に夫婦が香港で出会ったとき、ブルゴーニュに対するお互いの愛情はすぐに共通点になる。 2000年、PMとデイヴィッドは5歳の子供と生後5か月の赤ん坊を連れて初めてジュヴレ・シャンベルタンを訪れた。 この2週間後、ジュヴレでPMとデービッドはセントラル・オタゴのローバーンの土地を購入する契約書にサインする。 (インポーター様資料より)
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D'est en Ouest blanc 2022 デスト・オン・ウエスト・ブラン / Le Raison à Plume レザン・ア・プリュム 750ml
¥5,830
生産者 / Le Raison à Plume ル・レザン・ア・プリュム ヴィンテージ / 2022 生産地 / フランス ロワール ウドン村 品種 / ムロン・ド・ブルゴーニュ100% タイプ / 白微発泡 度数 / 12,5 《テイスティングコメント》 青りんごなどの爽やかな果実味やアカシアの花のようなアロマ。 まるで生牡蠣を頬張ったような塩味とヨード香があります。 旨味も乗っていて、とてもクリーミーな泡立ちでまろやかな味わいのスパークリング。 スパークリングをフランス東のアルザスでつくり始めたが、西のロワールでも続けているため、D'est en Ouest(東から西へ)というキュヴェ名。 有機栽培、手摘み、自然酵母、SO2無添加 《生産者情報》 レザンは『葡萄』、プリュムは『羽』という意味で、奥さんのジュリーが新聞記者でいろんなワインの記事を書くことから、万年筆(昔の万年筆は鳥の羽だった為)の意味も込めてその名前にしました。 (インポーター様資料より)
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山ぶどう 2021 / 船越ワイナリー 750ml
¥3,500
生産者 / 船越ワイナリー ヴィンテージ / 2021 生産地 / 千葉県 多古町 品種 / 山ぶどう(岩手県産) タイプ / 赤 度数 / 11 《テイスティングコメント》 濃く鮮やかな紫色を帯びたワインレッド。 森のような青い草木の香り。 冷涼な土地で育った山ぶどう特有の酸味を活かし、スッキリとしたシャープなワインに仕上がりました。 フルーティーで凝縮した果実味を感じられ、しっかりとした酸が後味を引き締めてくれます。 《生産者情報》 2020年より千葉県多古町で醸造を始めました。 <ワインを愉しむ豊かな時間> をコンセプトに ハレの日/ご家族のお祝いやお集まり,地域のお祭りの膳をより華やかに。 ケの日/普段のテーブルを彩るアクセントに。 そんな、毎日に寄り添うようなワイン造りに取り組んでおります。 自社畑でのぶどう栽培にも取り組んでおります。 数年後には多古町で育ったぶどうを原料に、ワイン醸造を始められそうです。 (インポーター様資料より)
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Bertola Cream ベルトラ・クリーム / Bodegas y Viñedos Díez Mérito ボデガス・イ・ビニェドス・ディエス・メリト 75oml
¥4,070
生産者 / ボデガス・イ・ビニェドス・ディエス・メリト ヴィンテージ / NV 生産地 / スペイン へレス 品種 / パロミノ75%、ペドロ・ヒメネス25% タイプ / シェリー甘口 度数 / 18 《テイスティングコメント》 パロミノとペドロ・ヒメネスから造られ、米オークの樽(ボタ)で熟成。 オロロソ・ビエホのもつ特徴にペドロ・ヒメネスがブレンドされ、色の濃い、鋭いアロマをもつ、ボディの非常にしっかりとしたワイン。 飲み頃温度は13℃。デザートと共に。 《生産者情報》 2016年3月、ヘレス出身のエスピノサ家がボデガを買収し、ボデガス・イ・ヴィニェードス・ディエス・メリト社を設立、ぶどう畑や、1790年に建てられた荘厳な佇まいの醸造所、ボデガ・ベルテマティや、随所にヘレスの知恵が垣間見えるボデガ・エル・クアドロなども加え、ボデガ本来の姿を取り戻しました。ワインをテイスティングするサクリスティアやワインが静かに眠り、熟成を続けている、アーチや丸天井でできた醸造所内から、扉や窓を通して、100年以上続くクリアデラとソレラのシステムの換気をしているパティオ(中庭)に至るまで、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラの地で、世界でもっとも古いワインのひとつで、1876年から続くソレラでつくられる、高名なアモンティリャード・フィノ・インペリアルの香り、力強さを感じてください。 (インポーター様資料より)
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Pam i Pipa パム・イ・ピーパ 2022 / Artesano Vintners アルテサーノ・ヴィントナーズ 750ml
¥5,330
生産者 / アルテサーノ・ヴィントナーズ ヴィンテージ / 2022 生産地 / スペイン カタルーニャ 品種 / ガルナチャネグラ60%、カベルネ・フラン23%、カリニェナ17% タイプ / 赤 度数 / 13,6 《テイスティングコメント》 ベリー系や赤スグリの香り。 ミネラルが豊富で、リコリスのスパイシーさが感じられる。 《生産者情報》 直訳で「手作りワインの職人たち」という意味。 マイク・シェフィールド、アレックス・クレイグヘッド (KINDELI)、オーティ・ジャコルヴィタ(Three Barrel Project)によって、2016年に立ち上がったワインユニット。 翌2017年には藤巻一臣(KAZU WINE)もメンバーに加わった。 この4名がスペインのぶどうの収穫期にカタルーニャに集まり、タラゴナ県にあるシェアワイナリーで共同醸造を行ってきた。3 しかしパンデミックの最中は各国間の渡航が制限されたため、実質的にはマイク個人のプロジェクトとしてリリースを続けた。 2022年、全メンバーが数年ぶりに再会して30トン以上のぶどうの仕込みを行った。 今回のリリース分はこのヴィンテージである。 現在、マイクはアルテザーノ・ヴィントナーズを法人化し、ぶどう畑を所有。 自社のワイナリー建設を目指して奔走している。 私たちのワインは、完全に「ぶどうのみ」で造られています。 有機認定を受けたぶどうを手摘みにて収穫し、圧搾。野生酵母による発酵を行ったのち、無濾過でボトリングしています。 どの工程にも、添加物は一切使用しておりません。 ナチュラルワインにこだわる理由は、いくつかあります。 まず、コンベンショナルなワインに使用される添加物等は、ぶどう本来の自然な発酵プロセスを反映しておらず、ナチュラルワインのほうが美味しいと思うのです。 そして、環境のためでもあることは言うまでもありません。 また、精神的・哲学的な理由になりますが、ナチュラルワインとはぶどうや土壌、自然の波動をもたらす『パチャママ(母なる大地)』の反映であると、私たちは心から信じています。 私たちがカタルーニャでワインを造るのは、以下の理由からです。 ①人の素晴らしさ。 カタルーニャのナチュラルワインの生産者コミュニティには大変に助けられ、彼らから多くのことを学びました。 また、作業環境が整っている場所でもあります。 ②ぶどう、土壌、気候。 スペインのぶどう品種についてはよく知らなかったのですが、すぐに恋をしました。 砂質土壌の丘はぶどうに素晴らしい酸味を、地中海性気候はクリーンで酸のあるフレッシュ感をもたらします。 私たちは、ぶどうやテロワールを反映するワインを目指しています。 そして、なにも添加せずに自然の働きに任せた「自然の産物」に価値や可能性を見出す人々のために、ワインを造り続けます。 醸造家:マイク・シェフィールド (Mike Shepherd) ニュージーランド生まれ。 英語教師として日本に在住した経験などを経て、2008年よりスペインのカタルーニャに移住。 2009年にニュージーランドで友人たちと初めての醸造作業を行い、その後スペインとフランスのワイナリーで経験を積む。 2016年、アルテザーノ・ヴィントナーズ・エスパーニャ(Artesano Vintners España)をスタートし、タラゴナ県にあるシェアワイナリーで醸造を開始した。 ナチュラルワインラバーの聖地として世界的に有名なバルセロナの「Bar Brutal」では、マイクが生産したワインをハウスワインとして提供している。 (インポーター様資料より)